01
木々造
(もくもくぞう)
木々造の特徴
構造
板倉工法という、柱と柱の間に厚い板を差し込む構造を採用しています。板がそのまま仕上げになるほか、板は溝にはめ込まれるため地震に強い建物が作られます。
自然素材を活用
主に無垢材が使用され、木材の持つ自然な特性が活かされています。新建材をほとんど使用しないため、木に包まれた空間を実現します。
優れた性能
●耐久性
厚い板材による堅牢な構造は、地震や台風などの自然災害に強い耐久性を発揮します。
●断熱性
木材の高い断熱性能と板の厚みが、室内環境を快適に保ちます。
●調湿性
木材が自然に湿度を調整し、結露やカビの発生を抑えます。
環境への配慮
木材を多く使用するため、多くの炭素を固定できたり、森の循環を促すことにつながったり、廃材は再利用しやすく、環境負荷を低減するエコロジーな工法です。
02
性能
パッシブデザインの活用
パッシブデザインの性能
●建物全体で熱の出入りを防ぐために、高性能な断熱材や窓を採用します。
●屋根、壁、床の断熱性能を最適化することで、冬の暖房負荷や夏の冷房負荷を大幅に軽減します。
窓の配置や庇(ひさし)のデザインを工夫し、季節や時間帯に応じて適切に日射をコントロールします。
●自然エネルギーを活用する設計により、暖冷房設備や照明の使用頻度が減少します。
●エネルギー消費が抑えられ、環境負荷の低減に寄与します。
●暖冷房設備に頼らずとも快適な温度や湿度が保たれるため、健康的な室内環境を提供します。
●空調による乾燥や温度ムラが減り、住む人の体への負担が軽減されます。
再生可能エネルギー(太陽光)の活用を行えば、化石燃料の消費を抑えることができます。
03
構造
meritメリット
規格住宅のメリット
効率化が図れ、コストパフォーマンスが高い
設計工程や施工の工期が短く、入居までが早い
設計や施工に一定の品質が確保しやすい
仕様やプランなど厳選して規格化されており、失敗がない
完成のイメージがしやすいため想像とギャップがうまれにくい
価格が明確なので予算オーバーのリスクを減らせる
構造や性能が担保できる
個性が出しにくいと思われがちだが、いいものが厳選されている
敷地にあった間取りを選びやすい
わかりやすいフローで、打ち合わせがスムーズに進む