全タイプの特徴
『部屋をできれば何畳ほしい。』と普通は広さを求めがちです。しかし、実際に必要な床面積は限られており、床面積は小さくても広がりがあるだけで感じ方は大きく変わってきます。細かく壁で仕切らず、空間がつなげて、視線が抜ける様にしてあげると広がりを感じることができます。窓の大きさや位置を工夫し、外へも繋がりをつくることでさらに広がりが感じられます。コンパクトであってものびのびとした住空間をつくることは可能です。
ライフスタイルや好みが変化することにより家に変化が必要になったりします。こどもの成長と共に個室が必要となり、こどもが巣立つと部屋が余るといったことも起こりえます。家を購入する際に想定していた未来とは全く違ったものになることは大いにあります。家は、まずはおおらかにつくり、あとで仕切れるようにしておくことで、その時々で如何様にも変化でき、永く豊かな暮らしがおくれるようになります。
大きな窓で室内と庭が繋がることはとても重要です。庭に出ることが容易であればバーベキューをしたり、ペットと戯れたり、土いじりをしたり、室内ではできない様々なことが身近に楽しめるようになります。また、庭を眺めることができれば、季節を感じたり、日の移ろいを感じたり、様々な変化を楽しめ、暮らしに彩りを与えてくれます。
365日×3食。とても多くの時間をキッチンで過ごします。家の中心となる位置にキッチンを設け、家族とのコミュニケーションが取りやすく、楽しく料理ができるようにするは日々の暮らしを楽しくするのにとても重要だと考えています。
収納はたくさんあれば良いというものでもありません。使う量は住まう人数や年齢の変化などその時々で変わります。収納量がありすぎてもスペースが余ったり、無駄なものをしまうことになったりします。その時々で収納の仕方を変えられる余地が重要です。