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日本は国土の約2/3が森林で、そのおよそ4割が人工林という世界でも有数の森林大国です。
そして、日本の戸建て住宅の約8割は木造でできています。
しかし、その多くはカナダやアメリカやロシアといった遥か遠い外国産の木材を使って建てられています。
敗戦後に植林され、今まさに伐期を迎えている人工林はその多くが活かされることなく、未だに海外から安価を理由に木材を輸入し続けています。
そのため日本の林業は衰退し、ほとんどの人工林は、継続的な間伐などの適切な管理ができておらず悪循環に陥っています。 木は痩せ細り、山は雨水を溜め込むことができず、動物は住みかを追われ、森は機能を失い荒れ果てています。 また、近年の異常気象に伴うゲリラ豪雨で、土砂災害などを引き起こす原因にもなっています。 私たちは日本が誇る森林資源を無駄にしているだけでなく、自然環境にも悪影響を与えているのです。
私たちが考える木の家SOWOODは、板倉工法を採用することで通常の木造住宅に比べ2〜3倍の木材を活用します。
国産材を多く活用することができれば、日本の林業にも需要を生み出し、森に元気を与えることができると考えています。
地産地建という地元の森で育った木材を地元で家づくりに活用すれば、海外からの輸送時と比べて物流コストを抑えるだけでなくCO2の排出量も可能な限り抑えることができ、地球温暖化防止へも貢献できます。
私たちは、日本の木の家SOWOODを通じて、今の日本が抱える林業や住宅産業の課題を解決したいと考えています。 子や孫の世代へ、未来のため、人にとっても自然にとっても心地よい、環境共生社会を目指しています。
家を楽しく、森を面白く。